生活をしていくうえで、水や電気、ガスの使用は欠かせません。
そして、それらを使うと当然毎月水道光熱費が発生し、その支払いが必要になります。
これらは全て生活には欠かせないものですし、何より非常に便利なものです。
ですが、だからといって使いすぎれば毎月の水道光熱費はどんどん大きな金額になり、便利さを求めるあまり、金銭的にどんどん生活が苦しくなっていくケースも少なくはないです。
でも逆に水道光熱費の節約を意識しすぎると、金銭的には余裕が出来ますが生活の質を落としすぎてしまうという状況にもなり得ます。
どちらかを強く意識しすぎると、かえって生活の質を落としてしまうのでそのあたりは水道光熱費の節約の難しいところです。
水道光熱費を節約したい
無理はしすぎず、水道光熱費も安く抑えたい
出来れば簡単な節約方法を知りたい
今回はこのような水道光熱費の節約に関するよくある質問や悩みについて誰でもできる簡単な節約術を余すところなく紹介と解説をしていきたいと思います。
水道光熱費の節約術 ガス代節約術編
まずはガス代の節約術から紹介をしていきます。
ガスを使用するシーンと言えば調理時やお湯を使う時というのが最も多いです。
そういったガスの使用時にどういったことを意識したり、どういった事をすればガス代の節約になるのか。
具体的な方法を紹介していきます。
都市ガスを選ぶ
まず私が個人的に一番最初に確認していただきたいガス代の節約術が都市ガスを選ぶという事です。
都市ガスについての詳細は一人暮らしは都市ガスがおすすめ!で解説をしていますが、ガスの供給方法には大きく分けて2つの方法があります。
1つはプロパンガスによる供給方法です。
こちらは簡単に説明をすると、ガス会社によってガスボンベの形で各家庭に運ばれ、そこからガスが供給されます。
目にしたことがある人も多いかと思いますが、もし自分の家がプロパンガスかどうかが分からない場合は物件の周り、もしくはお部屋の外にプロパンガスのガスボンベがあるかどうかを確認するか、もしくはガス会社に確認をしてみると良いと思います。
2つ目は先ほど名前を挙げた都市ガスです。
都市ガスは、道路下の配管を通して各家庭にガスが供給されるという方法になります。
まずこの時点で分かりやすいのは、ガスボンベを運ぶ際に必要な人件費や配送費が単純に考えても大きな違いになります。
また、これだけでなく、公共料金扱いとなる都市ガスに対し、プロパンガスはガス会社によってry労金設定が自由に出来るという特徴があります。
もちろんプロパンガスが全て高すぎるわけでもないですし、良心的な料金設定をしているガス会社も多くあります。
ただ、単純に考えても都市ガスの方がガスの供給自体に費用もかかりませんし、料金設定も低い値段で安定しています。
特に何も考えずに何となくガス会社を選んだ人や、不動産屋がお部屋の契約時に「ついでにガス会社の契約の方もこちらでやっておきましょうか?」というような提案をされた場合は、もしかすると高いガス代を毎月支払っている可能性があります。
ガスや電気会社を自由に選べるようになりましたので、これを機に一度ガスなどの契約している会社の料金設定や、もっと安い会社はないかを調べてみると良いと思います。
理想は都市ガスを利用することですが、都市ガスは供給エリア外もありますので、自分のお住いの地域が都市ガス供給エリアか否かを確認してみると良いかと思います。
一人暮らしは都市ガスがおすすめ!ガス代を大幅に節約しよう
近年ではオール電化の家庭や物件も増えていますが、とは言え、火の利用する際はガスを利用するのが主流だと言えます。 一人暮らしはもちろん、生活にはガスの利用が欠かせません。 火を使うのも、お湯を出したりす ...
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火はあまり強くしすぎない
ガスの使用機会として代表的なのが調理時の日の使用です。
全く自炊をしない人でない限り、生活をするうえで火は欠かせないものです。
この時に注意してもらいたいのが火力調整です。
常に強火や、火力MAXで調理をしているとガスの使用料は跳ね上がります。
調理法や調理するものによっても変わる部分はあるとはいえ、出来れば中火から弱火で調理をすることを意識するだけでも全然違います。
少なくとも何も気にせずとりあえず強火で調理をするというのはやめたほうが良いですね。
あとは調理時間を短くする工夫をするのもおすすめです。
例えば冷凍保存をした食材を調理する場合、そのまま火にかけると解凍から火を入れるまで時間がかかり、ガスの使用料も増えてしまいます。
なのであらかじめ冷蔵庫での解凍や、食材によっては自然解凍や流水解凍などをあらかじめしておくと非常に良いです。
長時間火を使う料理は出来るだけ避ける
火を長時間使う料理は、当然ですがガスの使用時間と量も増えてしまいます。
例えばですが煮物は長時間火を使い煮ていくのでガス代も大きくなっていきます。
他には揚げ物も高火力かつ長時間のガスの使用になるので出来れば避けたいです。
揚げ物の場合、油の温度調整等が必要なので難しい所もありますが、煮物の場合は出来るだけ中火~弱火で煮るということを心がけてみて下さい。
お風呂の追い炊きは極力避ける
追い炊き機能のついたお風呂のある物件やお部屋はどんどん増えています。
追い炊き機能は非常に便利なものですが、ガス代は結構かかります。
なので出来るだけ追い炊きは使わないのがガス代節約の観点で言えば理想的です。
一人暮らしであれば湯船にお湯を貯めてお風呂に入る場合、そうと決めたらお湯をためたらすぐに入るようにしましょう。
2人以上の世帯の場合は追い炊きを1度も使用しないというのが理想ではありますが、最低でも1回までには抑えたいところです。
まだお風呂に入る人がいる場合は蓋をして冷めないようにするなどの工夫をしてみてはどうでしょう。
お湯の温度は上げすぎない
お湯を使うにはガスが必要になります。
そして、あまり考えたことのない人も意外と多いですが、お湯の設定温度が1度高いだけでもガス代には差が出ます。
ちょっと熱いくらいのお湯が気持ちいいという人もいるでしょうし、特に寒い冬の冷えた夜などは熱いお湯のお風呂に入りたくもなります。
もちろん、節約をいしきするあまり我慢をしすぎて風邪をひくなんてことがあってはいけませんが、必要以上に高い設定温度でお湯を毎日使用しているとガス代は高くなってしまいます。
電気ケトルの活用
コーヒーやお茶などを飲む際に毎回お湯を沸かしていませんか?
それよりも電気ケトルでお湯を沸かした方が節約できるというケースもあります。
大量のお湯を使うとなるとまた話が変わってきますが、必要なお湯の量などによって上手に使い分けると節約の効果があります。
水道光熱費の節約術 電気代編
続いては電気代の節約術です。
電気代は水道光熱費の中でも最も料金が高くなることが多く、一方で節約の効果も表れやすいのも電気代の特徴です。
ちなみに、一人暮らしの毎月のガス代の平均については一人暮らしのガス代の平均額は?で紹介していますので良かったら自分自身と比べて参考にしてみて下さい。
それでは具体的な節約術を紹介していきます。
使っていない電気は必ず消す
これは電気代節約術の基本中の基本で、最も分かりやすい方法になります。
当たり前ではありますが使っていない電気は必ずしっかりと消すこと。
この意識を住人い皆が持つだけでも大きなことです。
- 使っていない部屋の電気は消す
- トイレ等の電気の消し忘れ
- 電気をつけたまま長時間外出
こういった小さなことでも積もり積もって大きな金額になります。
また、こういった小さなことから意識を変えていくことが非常に大切です。
よく使う家電と使わない家電を両方チェック
家電の使用頻度によって、それぞれの家電の使い方を見直すと電気代の節約に繋がります。
よく使う家電の例で言えば冷蔵庫やエアコン、他には洗濯機等もそうですね。
冷蔵庫の場合、節電のためといって電源コードを抜くわけにはいきませんし、中身によってわざわざ抜いたり差したりするわけにもいきませんよね。
こういった家電の場合は常に電源コードは差したままで全く問題はないです。
ですが、使い方を見直すことは非常に重要なことです。
冷蔵庫であれば、冷蔵室にはものを詰め込みすぎないというのを意識してみて下さい。
冷蔵室に物を詰め込みすぎると効率よく冷やすことが出来ませんし、何より余計な電力を使うことになります。
そして、冷凍室は逆に物を詰めて入れるとそれぞれが効率よく冷やすことが出来るので消費電力を抑えることが出来ます。
冷蔵庫の使い方も、こういった工夫をするだけで節電効果はあります。
エアコンの場合は使用頻度を減らすというのが最も良い方法ではありますが、我慢をしすぎるのはよくありません。
冬の場合は、大量に服を着るなどという事をすれば、これが良いわけではないですが寒さを凌いだり、対策は出来ます。
ただし、夏の猛暑の室内で節電のためとエアコンの使用を控えていると命の危険にも関わります。
なのでエアコンでの節電は無理のない範囲で行う事を大前提にしていただき、その中で一番意識するべきことは設定温度です。
夏の場合は冷房で28度。
冬の場合は暖房で20度が最も良いとされています。
これでは暑い、寒いといった感じ方には個人差はありますが、この設定温度を目安にして、1度温度が変わるだ明けでも消費電力は変わるので注意しながら使用してください。
あとは、これが意外と多いのですが使用時間を減らすためにエアコンをこまめに消したり、つけたりを繰り返す人がいますがこれはやめましょう。
エアコンは始動時に大きな電力を使います。
こまめにエアコンを消すことで電力消費が多い始動機会を何度も作ってしまうとかえって電気代が大きくなってしまいます。
なのでエアコンは使うという時間はつけっぱなしで大丈夫です。
対策をするなら寝る時間だけエアコンをつける場合はタイマー設定をしたり、長時間家を空けるのであれば消してしまってもいいとも思います。
あとは洗濯機も人によっては毎日使う家電かと思います。
これに関しては一番手っ取り早いのが使用頻度を減らすことです。
一度の洗濯の量が少量なのであれば2日分、もしくは3日分をまとめて洗濯するという方法の方が電気代を抑えられます。
しかし、量があまりにも多すぎてしまうと大きな電力を使いますので詰め込みすぎず、やや洗濯槽内にスペースがあるくらいが理想的です。
ドライヤーと浴室乾燥機は要注意
お風呂上がりのドライヤーは特に女性であれば大変な作業ですし、時間もかかります。
実はドライヤーは電力消費量が多く、毎日長時間使用すると電気代もかなり大きくなります。
なので出来ればタオルドライで出来るだけ乾かしたうえでドライヤーを短時間でサッと乾かすというのが理想的です。
あとは浴室乾燥機はものすごい電力を使用します。
雨の日でも、もしくはそうでない日でも短時間で洋服を乾かすことが出来るので非常に便利なものですが、浴室乾燥機はイメージで言えば巨大なドライヤーみたいなものです。
消費電力は非常に大きく、毎日使っていたらかなりの差額が出ます。
なので極論を言えば浴室乾燥機は使わないのが理想ですし、使わなくても良い家電の1つでもあります。
ただどうしてもという場合は長時間つけっぱなしにせず、定期的に乾き具合をチェックしたり、もしくはあらかじめタイマー設定をしておくなどの工夫が必要です。
省エネ家電に買い替える
消費電力の大きい家電を買い替えるというのも、長期的に見れば結果電気代の節約になることもあります。
近年では省エネ家電と呼ばれるような、消費電力を抑えることを売りにした家電も増えています。
しかも、消費電力を抑えつつも満足のいく効果が得られる家電もどんどん増えていますし、調べれば調べるほど魅力的な省エネ家電に出会えると思います。
もちろん、買い替えるとなると購入にお金がかかりますし、家電によってはかなり高額なものもあるので絶対に買い替えるべきだ!なんてことは言うつもりはないです。
ただ節電のための選択肢として、良い機会ですので一度家電の見直しをしてみると良いかと思います。
水道光熱費の節約術 水道代編
最後は水道代の節約術を紹介していきます。
こちらも、一人暮らしの水道代の平均額については一人暮らし 水道代の平均はいくら?で紹介をしていますのでよかったら自分自身と比べてみて下さい。
洗濯はまとめて行う
水を生活の中で使うシーンの1つが洗濯時ですね。
水道代を節約するのであれば洗濯はできるだけまとめて、1度に行うのが理想的です。
中には水量を自動調節したり、節水効果の高い洗濯機もありますが、多くの洗濯機は洗濯物の量によってそこまで水の量が変わらないというものが多いです。
なので、少量しか洗濯物がない時は次の日に次の日の洗濯物と一緒にまとめて洗うと使う水の量が減らせます。
残り湯を洗濯に使う
残り湯を選択に活用するというのは節約方法としては有名ですが、これは非常に効果があります。
先ほども言いましたが多くの洗濯機は洗濯物の量によってあまり使う水の量が変わりません。
なので残り湯を洗濯に使うことで、1度の洗濯に使う水の量をある程度補えますので非常に高い節水効果を得られます。
食器はまとめて水で流す
食器を洗う時に、結局全ての食器を最終的に水で洗うので、水をずっと出しっぱなしという人は意外と多いのではないでしょうか。
確かに毎回水を止めて、洗って、水を出してとやっていると節水効果はあるかもしれませんが、時間もかかりますし、何よりめんどくさいですよね。
なので先に洗剤をつけたスポンジ等でまとめて汚れを落とします。
その食器をためておき、最後にまとめて水で洗い流します。
こうすることで効率も良いですし、最小限の水の使用量で洗い物を済ませます。
また、食洗器を使うのも実はものすごくおすすめです。
食洗器なんて贅沢だなんて声や意見も多いですが、食洗器は単純に自分で洗い物をする手間を省くだけでなく、非常に高い節水効果があります。
食器をセットさえすれば、あとは自動で必要な水を必要な分だけで洗ってくれますので時間と水道代を節約できるという非常に便利でおすすめな家電です。
歯磨きや洗顔時の節約
歯磨きや洗顔も毎日行うでしょうし、毎日水を使うことになります。
歯磨きで口をゆすぐ時に水を出しっぱなしで手のひらに水をためて行う人は多いと思います。
小さなことですがこの時の水も無駄使いと言えます。
特に何度も何度も口をゆすぐ人の場合、どんどん無駄な水を使っていると言えます。
洗顔時も同じで手のひらに水をためる人はおそらく水はその間出しっぱなしですよね。
こういった水の無駄使いをなくすために、歯磨き時はコップにあらかじめ水をためておく。
洗顔時は洗面器等に使う分の水をためておくと水の無駄使いをなくせます。
トイレの水の流し方
トイレで水を流す時に大小レバーについて意識をしたことはありますか?
なんとなく理解はしているかもしれませんが、この2つは当然ですが水の使用料に大きな差があります。
毎回大で流すのではなく、小にするだけでも続けていけば大きな節約になります。
もちろん、小では流しきれず何度も小で流すのはよくないですが、そのあたりも考えながらうまく使い分けられると非常に良いです。
節水シャワーヘッドを使う
一人暮らしに限らず、各家庭で最も水を使うシーンというのがお風呂です。
湯船に毎回お湯をためるという人はもちろんですが、シャワーだけで済ますという場合でも非常に多くの水を使用することになります。
水道代の節約=お風呂で使う水を減らすことと言っても過言ではないほど、お風呂での節水は重要なことです。
そこで効果があるのが節水シャワーヘッドの使用です。
節水シャワーヘッドとは名前の通り、使う水の量を減らすシャワーヘッドです。
節水効果の大小はシャワーヘッドによって異なりますが、少なくとも今使用しているものよりも節水効果が高い物であれば、単純に考えて同じシャワーの使用時間なら水の使用量は抑えられます。
そういった点から、無理なく、無意識でも節水が出来ているという点でも非常に簡単で効果のある水道代節約術と言えます。
もし普通のシャワーヘッドを使用しているのであれば節水シャワーヘッドに変えてみてはいかがでしょうか?
ちなみに私自身もしようしていて非常におすすめなのがアラミックのナノバブルシャワーヘッドです。
詳細は水道代節約アイテム アラミック ナノバブルシャワーヘッドの魅力でも解説していますが、何よりその節水効果が最大の魅力です。
アラミックの調べで、東京都23区内で4人家族1人あたり7分間のシャワーを使用した場合、普通のシャワーヘッドと比較した場合に年間で約61212円のガス、水道代の差が出るという調査結果が出ています。
ガス代も安くなるのは、お湯を使う時にガスが必要になりますが、水の使用量が減れば必然的にガスの使用量も減るという事です。
シャワーヘッドを変えるだけで水道代だけでなくガス代までも節約できるのは仕組みとしては当然ではありますが非常に嬉しいですよね。
各家庭によって人数や、シャワーの使用時間も違いますが、上記の4人家族の例で言えば、こちらのシャワーヘッドは値段が約1万6500円なので、単純計算で4か月で元が取れる計算になります。
また、節水シャワーヘッドの中にはカードリッジの定期交換やシャワーヘッドの設置取付工事が必要な物もありますが、こちらのシャワーヘッドは取り付けは自分で2分もあれば簡単に出来ますし、カードリッジ等も必要ないので維持費は一切かかりません。
大袈裟でもなんでもなく、1日でも早く使ったほうが節約になりますし、お得になりますし、もっと言えば損をしていると言っても決して間違いではないです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は水道光熱費の節約術について紹介をさせていただきました。
ほんの少しの意識で、誰でも簡単に出来るものを紹介しました。
今日から、この記事を見た瞬間から出来るものもたくさんありますので是非とも実践してみて下さい。
水道代節約アイテム アラミック ナノバブルシャワーヘッドの魅力
水道代の節約アイテムとして最も名前が挙がるのがシャワーヘッドだと思います。 一人暮らしに限らず、生活するうえで最も水を使うのはおそらく入浴時になると思います。 そこで使用するシャワーですが、当然シャワ ...
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