一人暮らしのお部屋探しのコツとは
一人暮らしを始めるにあたり、まず最初にするのは住む部屋を探すことですよね。
ですが、特に初めての一人暮らしの人や、部屋探しの場合、分からないことも多いでしょうし、何も知らずに部屋探しを進めてしまうと、いざ部屋が決まった後に後悔をしてしまうケースも多いです。
そうならないためにも、一人暮らしの部屋探しは慎重に、そして失敗しないように進めていく必要があります。
じゃあ部屋探しの際は何に気をつければ良いの?
部屋探しで失敗しないためには?
こんな悩みや、疑問に向けて、本記事では絶対に失敗しない一人暮らしのお部屋探しのコツや流れを紹介していきます。
お部屋探しの流れ
では最初にお部屋探しの流れをザックリと解説していきます。
住みたい部屋のイメージをする
まずは、住みたい部屋のイメージを何となくで良いのでイメージをしていきましょう。
この作業は意外と重要で、部屋が決まった後に後悔しないためにも、自分の住みたい部屋のイメージや、部屋に求めるものを細かくイメージしておきましょう。
部屋を借りる際は
- 家賃はいくら?
- 審査は厳しい?
こういった点も後々関係してくるので、住む部屋の理想が高すぎてしまうと、自分の給料では住めないというケースも出てくるかもしれませんが、条件に出来るだけ見合う部屋が見つかる可能性もあるので、後々後悔しないためにもこの時点では欲を出しても大丈夫でしょう。
この時に具体的にイメージしておくと良いものとしては
- 間取り
- 部屋の設備
- 室内のデザイン
- 物件の外観
- セキュリティ面
人によって重視する点は変わるので、どこまで細かい部分までイメージするかは人によりますが、とりあえずはこれらをイメージしておけば問題はないかと思います。
ポイント
部屋探し~部屋の契約までは、その物件によっても変わりますが数か月かかることもあるので、実際に住み始めたい時期か1~2か月前くらいには部屋のイメージは決めておきたいです。
実際に部屋を探す
住みたい部屋のイメージが出来たら次は実際に部屋を探していきます。
部屋の探し方は大きく2つあり
- 不動産屋へ行く
- 物件検索サイト
この2つのどちらかで探す人がほとんどです。
この2つの部屋の探し方にはそれぞれメリットがありますが、私がおすすめすのは両方を活用することです。
この2つのそれぞれのメリット、デメリットを簡単に説明すると
不動産屋
メリット
- 実際に店舗の人に聞きながら部屋が探せる
- ネットにはない物件が見つかるかも?
- 分からない点があってもすぐに聞ける
- 不動産屋の意見を聞きながら部屋が探せる
デメリット
- 流れにつられて契約してしまうことも
- 実際に店舗まで足を運ばなければならない
物件検索サイト
メリット
- どこにいても部屋を探せる
- 細かい条件で検索も可能
- 手軽に自分に合った部屋を探せる
デメリット
- 分からないことを直接人に聞けない
- 物件や部屋の現物を見られない(写真は見れます)
ザっと挙げただけですが、こんなところだと思います。
やや手間はかかりますが、この2つの方法をそれぞれ利用することで、それぞれのデメリットを補うことが出来ます。
こうすることで部屋探しの失敗のリスクを減らすことが出来ます。
具体的なコツや流れとしては
①物件検索サイトで部屋を検索
↓
②条件に合い、気に入った部屋を扱う不動産屋へ行く
↓
③細かい契約内容を確認しつつ、実際に部屋を見て回る
↓
④気に入れば契約する
この流れで部屋探しから契約まで進めていけば失敗をせずに進められると思います。
ポイント
物件検索サイトで条件検索する時や、不動産屋で部屋を探す際は、とにかく条件は多めにしておき、希望の家賃以下の物件から、優先順位の低いものから徐々に諦めていくという形で決めていおくと良いともいます。
実際に部屋を見に行く
住みたい部屋をいくつかピックアップしたら、あとは実際に部屋を見に行きます。
近年では、物件検索サイトの質もかなり上がっており、写真や情報が多いため、実際に部屋の内見をせずに契約するという人も増えています。
ですが、個人的にはやはり自分の目で実際に部屋を見たほうが良いと思いますし、その方が安心で、納得が出来ますよね。
実際に内見をせずに契約をしてしまった人の失敗談としては
実際の部屋と写真が少しイメージと違った
入居日に部屋へ行ったら設備不良等があった
近隣が騒がしかった
代表的なものとしてはこういったことが挙げられます。
実際に部屋を見に行けばこういった点に気づけますし、不動産会社に言えば対応をしてくれるでしょう。
契約をしてから思っていたのと違うとならないように、出来れば入居前の内見はしておくべきです。
内見の際に見ておくべき所
では内見の際にいておくべき所や注意すべき所を紹介します。
もちろん、人によって生活の中の許容範囲や求めるものは変わりますが、最低限ここから紹介する部分は入居前にチェックしておいた方が失敗のリスクは減らせます。
共用部分の清掃状況
部屋の内見の時に部屋の中だけを見る人が多いですが、共用部分の清掃状況をチェックしておくと良いです。
なぜかと言いますと、物件の共用部分の清掃状況を見れば管理会社の対応や質がある程度分かります。
もちろん、月に払うことになる管理費によっても変わるのですが、私の経験上、共用部分の清掃が不十分な管理会社は、入居後のトラブル等への対応があまりよくありません。
管理費が安い場合はある程度、仕方ないとも言えるかもしれませんが、逆に言えば管理費が安く、清掃等を
しっかりとやってくれる管理会社は信頼できると思います。
ですので駐車場や、共用廊下や通路、階段等の清掃具合を内見の際に一緒にチェックしておくと良いと思います。
共用部分のチェック
共用部分は清掃状況だけでなく、どんな人が他に住んでいるかが表れやすいです。
例えばですが
- タバコの吸い殻が多く落ちている
- バイクがたくさん止まっている
- ゴミ捨て場の状況
こういった点をチェックしておくと、住人のマナー問題や騒音問題等が見えやすいです。
住人のマナー問題は生活に大きなストレスなど大きな影響を与えますし、暮らしの悩みの中でもかなり多いことです。
もちろん上記の点だけですべてを完全に把握できるとは言えませんが、チェックしておくと良いと思います。
室内設備のチェック
当然ではありますが室内の設備のチェックもしっかりとしておきましょう。
写真等の情報と実際に見たのとイメージが違ったなんてことをなくすためにも気になる点はもちろん、室内の隅までしっかりとチェックをしておきましょう。
- エアコンの有無
- ガスコンロの有無
- 水回りの設備の使いやすさ
- 実際に目で見た部屋の広さ
代表的なところで言うとこんなところでしょう。
設備等の有無や不備によっては入居後に予定外の出費につながるのでチェックが必要です。
ポイント
この時点で家具等の配置後のイメージをしておくと良いでしょう。
そうすると部屋が思ったよりも狭かったなどということもなくせます。
おまけ 近隣のお店等のチェック
こちらは入居後の生活のしやすさに関わるので部屋の内見時でなくてもいいのですが、近隣のお店等のチェックはしておきましょう。
- コンビニ
- スーパー
- 薬局
- 病院
こういったものが近隣にあると生活をしていくうえでかなり便利になりますよね。
いくら部屋や物件自体気に入ってもに、生活しにくい近隣環境ですと、入居後に住みにくいと感じるかもしれません。
気に入った部屋が見つかれば契約
気に入った部屋が見つかればあとは契約をしていくだけです。
審査や入居手続き等を終えれば、契約完了となります。
ここまで来たらあとは契約するだけですが、契約してから気になる点があっても遅いですので、もしまだ気になる点や、聞いておきたいことがあれば不動産屋に全部聞いておきましょう。
入居後の不安を少しでも取り除いておけば、入居日が待ち遠しくなるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お部屋探しで失敗するケースは意外と多く、お部屋探しに失敗をすると入居後の生活も快適にはいかないことも増えていくと思います。
今回紹介したお部屋探しのコツや流れを参考にしてお部屋探しを進めてみて下さい。
きっとあなたにぴったりの良いお部屋が見つかると思います。