一人暮らしをするうえで毎月の貯金額が気になるところです。
当たり前ですが、誰しもがたくさん貯金が出来ればそれが一番良いですが、なかなかそう上手く貯金が出来ず、悩む人も多いです。
一人暮らしをしていると、思わぬ出費や急な出費等、意外とお金が貯まらず、結局月にほとんど貯金が出来ていないケースもあります。
一人暮らしだと全然お金が貯まらない
出来れば月に数万円は貯金に回したい
しかし、そんな貯金が難しいと言われる一人暮らしですが、貯金のちょっとしたコツや意識で十分貯金を殖やしていくことは可能です。
今回はそんな一人暮らしの貯金のコツについて紹介をしていきます。
一人暮らしの貯金のコツって?
冒頭にも書いたように一人暮らしの貯金は何も考えないと難しいですがちょっとしたコツさえ知っておけば今よりも増やすことは簡単です。
では一人暮らしの貯金のコツを順番に紹介と解説をしていきます。
貯金のコツ① 目標の貯金額を決める
コツというよりは、一人暮らしの貯金において最も基礎的な部分になる、目標の貯金額をまずは決めましょう。
ただなんとなく「貯金がしたい!」と意気込むよりも、明確に目標の貯金額を決めて生活をしたほうがお金の支出も見えやすいですし、何より目標を達成したときに貯金が出来たことをしっかりと数字として実感が出来ます。
こうした目に見える数字での達成感が、その後の貯金へのモチベーションになったりしますので、「月にいくら貯金をしよう」と具体的な目標金額を決めることから始めてみて下さい。
ただ、収入によって貯金額も大きく変わってくるのもありますし、いきなり厳しい目標金額を設定しても挫折しやすいので月の目標貯金額の設定としては
- 月の手取り額の1/5
- 月の手取り額の1/4
- 月の手取り額の1/3
だいだいこの辺りが目安になりますので、まずは月の手取り額の1/5を貯金するという目標から始めて、徐々に貯金に回す額を増やしていけば良いかなと思います。
ポイント
給料日と同時に貯金用口座等へ目標貯金額を先に移す等の方法ですと、残り使えるお金が分かりやすいのでお金のやりくりを考えやすくなりますよ。
貯金のコツ② 支出の内容をチェック
貯金をしたいのに出来ない人の原因として、大きく分けると2つあります。
1つ目がどうしてもお金が必要な急な出費が多い人。
例を挙げますと、会社等の飲み会が多かった月などがよくある例です。
断ろうにも、立場上なかなか断れず、出費がかさんでしまう人は多いです。
他には病気やケガ等で医療費がかかってしまったなども挙げられます。
これらに関しては仕方ない部分もあります。
ですが問題なのが2つ目で、ついつい何かを買ってしまう人です。
貯金をしたい!と思ってい入るものの、ついつい何かものを買ってしまうことはありませんか?
例えば仕事の帰り、ちょっと寄ったコンビニで数百円程度の物を買ってしまったり。
ネットショッピングで気になる物をついつい買ってしまったり、セール品などという文言につられてついつい買ってしまったり。
特にコンビニで数百円程度のもの買ってしまうというのは、一度の買い物での出費が少額であるため、「まぁ今回くらいはいっか」と思っってしまったり、そもそもあまりお金を使っているという感覚にもなりにくいです。
こういった無駄といいますか、ついつい買ってしまうなどの出費を抑えることで、貯金額が増えていきます。
ですが、こういった出費は記憶にも残りにくいため、月末になると「あれ?こんなに使ったっけ?」
というような感覚になるわけです。
こうならないためにも、大変ですので毎月やる必要まではないですが、一度月の支出の内容をチェックしてみると良いと思います。
簡単に言えば家計簿みたいなものですね。
家計簿のように月の支出の内容をしっかりとチェックすることで、自分が月にどんなものにお金を使っているのか、また余計な出費等にも気づきやすいです。
余計な出費の詳細が分かれば、次の月からそれに気を付けて生活をしていけば、その分を貯金に回すことが出来ますね。
ポイント
気づきにくい余計な出費等は家計簿など、支出の内容をチェックし、その金額を貯金に回しましょう。
貯金のコツ③ 自身の生活を見直す
一人暮らしをするうえで、どうしても払わなくてはいけないものがいくつかありますよね。
水道代、電気代、ガス代などの生活に欠かせないもの。
あとは食費も生きていくうえでは欠かせません。
水の出しっぱなしや電気のつけっぱなし。
長時間お湯を使うことになればガス代はもちろん水道代もかさみます。
食費も毎日のように外食をしていれば当然お金は多くかかりますし、好きなものを好きなだけ食べていればそれだけお金もなくなっていきます。
とは言え、こういったものは完全に0にするのは生きていくうえで不可能ですので、出来る範囲で節約をする、そして無駄使いをしないということを心がけていくことが大切です。
- 洗い物では水を使いすぎない
- 電気の切り忘れ、エアコン等の使い過ぎに気を付ける
- 冬場以外でのお湯を使用は控える
- 自炊をする
こういったことを意識するだけでも大きく変わります。
特に毎日の食事を自炊にすると、食費は結構安く済みます。
注意
これらは節約できるものではありますが、生活に欠かせないものでもあります。
貯金のために節約をするあまり、夏場にエアコンをつけない、食事の量を大幅に減らすなどといったことは健康面に大きな影響を与えます。
無理のない範囲で出費を抑えることを忘れないでください。
貯金のコツ④ 買い物の場所選び
貯金のために節約をすると言っても、生活費需品等を買わないわけにはいきません。
そういったどうしても必要な物、買わなくてはいけないものを買うのは当たり前ですが問題ないです。
ただ、そういったものを買う場所を選ぶことは一人暮らしの貯金のコツとしては重要になります。
例えばですが飲み水1本にしてもコンビニで買うのと、スーパーで買うのと薬局で買うのとでは値段が変わってきます。
もっと言えば、スーパーや薬局ごとによって同じ商品でも値段が変わることなんてよくあることです。
ですので何か必要なものがある場合、それぞれの商品はどこで買うのが1番安いのかというのを把握しておくと良いでしょう。
特に貯金のために自炊を始めるとなると、1回の買い物で1商品数十円の差がスーパーによって差がある場合、一か月の食費額は意外と変わりますし、年間で言えば大きな額になりますよ。
ポイント
必要な物の種類(食品、衣類、生活用品等)によって、近所のどこのお店が一番安いかをチェックしておくと良いでしょう。
貯金のコツ⑤ 固定費の見直し
毎月の固定費を見直すことも、一人暮らしの貯金のコツの1つです。
水道光熱費などは、月々の使用料によって金額が変動しますし、電気代で言うならばエアコンの使用時間がどうしても増える夏や冬は電気代は増えてしまいます。
ただし、先ほども書いたように、これは仕方のないことで無理に我慢をすることは健康面にも影響します。
しかし、携帯電話やインターネット回線の通信費や保険に入っている人の場合は保険料等は固定費として毎月決まった額の支払いになります。
あとは住んでいる部屋の家賃や物件の管理費も固定費に当てはまりますね。
こういった固定費を見直すことで単純計算でその差額分を貯金できるということになります。
- 携帯電話を格安スマホにする
- ネット回線をより安いところにする
- 今の保険よりも、安く手厚いものはないか
- 今住んでいるお部屋の家賃は給料に対して無理はないか
こういったところをチェックし、固定費を見直すと貯金額を増えていきます。
特に格安スマホに乗り換えるだけで月に数千円貯金に回せたという意見は非常に多いです。
貯金をしたい人がやってはいけないこと
次に貯金をしたい人がやってはいけないことを紹介していきます。
貯金をしたいのであれば、貯金をする習慣を身につけ、さらにそれが苦にならず、慣れてしまえば月々の貯金も楽になりますし、貯金額も増えていくでしょう。
ついつい買うのはやめましょう
先ほども書きましたがふらっと立ち寄ったコンビニで数品買ってしまう。
ネットショッピングでポチっと買ってしまう。
セール品などといった文言につられて買ってしまう。
もちろん絶対に買ってはいけないなんて他人がいうことではないですが、貯金をしたいのであれば、買う前に自分が貯金をしたいということと、本当にそれが今必要な物なのかというのを一度考えて、そのうえで判断するようにしましょう。
クレジットカードの使い過ぎ
クレジットカードは非常に便利なものですが、手元の現金がその場で減るというわけではないので、お金を使いすぎているというのが実感しにくいです。
もちろん、カードによっては使った内容の詳細等が後々チェックできるものもありますが、そういったもので支出内容や支出額がチェックできない人の場合、クレジットカードの使い方には注意が必要です。
一人暮らしの貯金のコツ まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は一人暮らしの貯金のコツについて紹介をさせていただきました。
一人暮らしは何かとお金がかかりますし、一人ということは、給料は全て自分の手元に来るということでついつい使いすぎてしまうことも貯金が難しい原因とも言えるでしょう。
ですが、そんな一人暮らしであっても「貯金をするぞ!」という意思と、今回紹介した貯金のコツをしっかりと知っておけば、月に数万円の貯金もそんなに難しいことではないです。
まとめ
- 目標の貯金額を決める
- 支出の内容をチェック
- 自身の生活を見直す
- 買い物の場所選び
- 固定費の見直し
- ついつい買うのはやめる
- クレジットカードの使い方には注意
これらの貯金のコツを理解し、目的は人それぞれだと思いますが、貯金をしっかりと出来る生活をしていきましょう。